スポーツ事故(アクシデント)

スポーツは、その性質上危険を伴うものであり、スポーツに参加する者はある程度のその危険を引き受けているといえる。しかしながら、死亡やスポーツができなくなる程の後遺障害を負うような危険は、通常引き受けていない。
このため、スポーツを行う選手やその指導者などスポーツに関わる者は、死亡やスポーツができなくなる程の一種の後遺障害を負うような危険を防止し、危険が生じたときにはこれを軽減するようにしなければならない。
なぜ、同種の事故が繰り返されるのであろうか。

「よそで起きた事故であり、自分のところでは起きないから大丈夫」と他人事として事故を見るのは誤りである。事故はどこにでも起こり得るのであり、そのような心構えで、日々、事故防止を怠らないことが肝要である。
では、事故防止のため具体的に何を行えばよいだろうか。裁判例を踏まえると、担当しているスポーツに関する知識のみならず、社会的に認知されている安全基準や医科学的知見を広く押さえておく必要がある。

(弊社刊 スポーツ事故対策マニュアルp10より引用)

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スポーツにおける事故対策について

➡これらの種目・施設で起こりうる事故対策については、「スポーツ事故対策マニュアル「水泳プールの安全管理マニュアル」「プール運営監視法の安全ガイドライン」「スポーツ器具の正しい使い方と安全点検の手引」で取り上げております。併せてご一読ください。